HTMLコードを出力できるノーコードWeb開発ツールを紹介

Masato Kurita
栗田 将人 過去を覗き見る↗︎
HTMLコードを出力できるノーコードWeb開発ツールを紹介

こんにちはWebflow専門で事業を行っているマサトです。
今回はこんな疑問に答えていきます。

  • ノーコードで構築して、HTML出力したいけど、選択肢はある?
  • 実際にコード出力してサイトを納品できる?
  • 実際にコード出力している方の意見を聞きたい。

当社はノーコードWeb開発「Webflow」を使い、Web制作やWebflowの外部ツールの導入サポートなどを行っています。その中でコード出力して企業に納品したこともあるのでその事例も合わせて紹介します。

それではノーコードツールの紹介をしていきます。

目 次

コード出力ができるノーコードWeb開発ツールを紹介します。

現状ノーコードではコード出力できるモノは多くありません。多くて2〜5個ぐらいが安定したサポートを提供しています。

今回はコード出力機能がついているツールのみ紹介します。それでは進んでいきましょう。

  • Tips:製作ツールが縛られると、Webサイトを失う可能性があります。必ずコード出力ができるWeb開発ツールを使用しましょう。当社ではデメリットを解説した記事も公開しています。

Webflow:WebデザイナーのためのWeb開発ツール

Webflow:WebデザイナーのためのWeb開発ツール

当社が専門で使用しているWebflow。サイト制作に特化し、サイトの構築から公開・運用まですべての事を実行できます。

コード出力はZipファイルにHTML・CSS・JSのすべてをまとめて出力可能。

企業の規模や協賛を含めて考慮してみると、コード出力ができるノーコードではWebflowが1番有名で安定しています。

実際に僕も使用歴が4年目になるほど、ずっと使用しています。特に問題なく快適なので本気でおすすめです。

コード出力のためにかかる料金

Webflowでコード出力するためにはワークスペースプランに加入する必要があります。料金は最安で月16ドルです。フリーランスプランがもっとも最適です。

メリット・デメリット

メリット:ワンクリックでZipファイルにHTML、CSS、JSなど全てまとめて出力可能。CMSの内容は別途CSVファイルにて出力が必要です。

デメリット:サポート言語が英語。コード出力も英語でコメントが書いてあります。

  • 当社ではWebflowの受託開発、自動返信メール機能の導入サポート、Cookieの導入サポート、Webflowフォームのカスタマイズなど追加ツールの導入サポートを行っております。料金ページよりご相談ください。

Nicepage: WordPress出力可能

Nicepage: WordPress出力可能

Nicepageもコード出力ができます。Wixのようにドラックするだけで作成でき、安く、豊富なレベルの高いテンプレートを使用可能。WordPressのプラグインとして使用できます。

追記:まだ使用するのは時期尚早と判断しました。「重い・動作がうまくいかない・コード出力すると治すのが大変。」Webflowの方が経営も機能もサポートも安定している印象です。今のうちに使ってみて使い方を日本で配信していくのは先行利益を狙えます。このブログでも解説する予定でしたが、今後はあまり触れていきません。

コード出力のためにかかる料金

なんと無料。

メリット・デメリット

メリットは無料でコード出力ができること。Webflowよりも簡単にWebサイトを作れること、テンプレートがめっちゃ豊富なことです。特に作りやすさは「Wix」と同じぐらい簡単です。Wixはコード出力できないので英語が分かるのであればWixよりもNicepageをおすすめします。

デメリットはツール自体が重いこと。動作がいちいち重いです。また少しUIがごちゃついてて見ずらいですね。慣れれば余裕だと思います。CMSの機能がないのでブログ運用したい方はWordPressに出力して使いましょう。「またWordPressか」とうんざりする方はWebflowのほうがおすすめです。

readymag

readymag

こちらはコード出力するための機能開放がめっちゃ高いのがネックです。僕は使用したことがないので詳しい内容を書くことができません。もし興味があれば使用してみてはいかがでしょうか。

その他のコード出力が可能なノーコードについては下記の記事でまとめられています。
>>7 FREE ONLINE WEBPAGE BUILDER WITH HTML CODE EXPORT(英文)

コード出力のためにかかる料金

コード出力するためにはBusinessプランに加入する必要があります。Businessプランは月65ドル。

メリット・デメリット

メリットは最新なのでこれからのアップデートでどんどん良くなる可能性があること。先行利益が狙えること。

デメリットは現状WebflowやNicepage、Studio、Wixなどと比べた時、特に目立った利点が無いことです。今回の流れで紹介するべきではなかったかも。知っていたので一応シェアしておきます。使用している方がいれば少しお話お聞きしたいです。

コード出力で選ぶならWebflowがおすすめ

コード出力を考慮するとWebflowがおすすめです。実際にWebflowで出力したコードをシェアしているので確認したい方はダウンロードしてみてください。

Webflowは基本数値を指定して作成していきます。いままでコードを書いていた方は比較的すぐ使いこなせる作りです。

Nicepageは見た目で作成するイメージです。イラレやフォトショなどに近い感覚でしょう。もちろん数値でも管理できます。

【無料ダウンロードOK】実際にWebflowでコード出力してみた

ねこのきもち|ねこ支援カフェ

Webflowのコード出力を公開しています

Webflowで出力したサンプルのコードをおいておくので確認してみてください。※上記画像のボランティアで作成したサイトです。あくまでコード出力の確認でご使用ください。
>>ねこのボランティアサイト(コード) 

このサイトは無料テンプレートを使用しています。その点でWebflow規約の面で一般公開がOKなのか判断できなかったため、限定ページでの公開をしています。

メルマガにご登録いただければパスワードが表示されます。お手数ですが出力したコードをダウンロードしたい方はパスワードページよりメルマガにご登録ください。

【経験談】コード出力後、企業に納品してみた。

ここでは以下の3つの項目で経験談をお話していきます。

  • 実際にサイトをコード出力して運用中
  • 僕が実際にベテランWebデザイナーに聞いたWebflowのコードの品質
  • Webflowコミュニティで聞いたコード納品の経験談

実際にサイトをコード出力して運用中

Newペイント|地元密着の若き塗装屋

こちらのホームページは僕がまだ駆け出しの際にご依頼いただき、デザインからWebflowの実装、運用まで行わせていただきました。

円ドル相場の影響もあり、現状コチラのサイトはWebflowからコード出力し、日本のサーバーにて運用しております。その方法については別記事にて解説しています。

当社ではワードプレスからWebflowの移行やWebflowからコードの移行などもサポートしています。

僕が実際にベテランWebデザイナーに聞いたWebflowのコードの品質

僕は2025年1月現在、Webflowの使い方サポートを5社ほど行っています。その中でベテランWebデザイナーさんとお話する機会がありましたのでその話を一部共有します。

  1. Aさん「実際にWebflowで出力されたコードを見たい」
  2. 僕「コチラです〜!」
  3. Aさん「すご!もう人間がコード書くより綺麗ですね!」

というように、とても感動していました理由は以下の通りです。

  • コードの並びがとても綺麗!
  • 必要箇所にコメントが書いているので見やすい。
  • 書き方が固定なので編集が楽!
  • 独自サーバーでのサイト公開をめちゃくちゃ簡単にできる

総じてトップレベルとのことです。

実際に僕もコード出力してサイトを管理している経験から、独自サーバーで簡単にホストできるという点を体験することができました。しかし簡単と言ってもデベロッパー視点での簡単なので初心者の方は気をつけて作業を行いましょう。

Webflowコミュニティで聞いたコード納品の経験談

コミュニティーで実際に企業に納品したことのある方から聞いたお話です。

彼は正社員のWebデザイナーとして働いており、属している会社にWebflowのコード出力したコードファイルを納品したとのこと。そんな彼は以下のようなことを述べていました。

  • 企業に納品する際はWebflowの出力機能だと名言している
  • そしたらWebflowで出力したコードの方が好まれるようになった
  • Webflowのコードに慣れてしまえば枠は全て同じだから編集しやすいです。

ということらしいです。英語のコメント書きはわからない時のみ翻訳して使っているそうです。今ならAIなどで全部翻訳してくれたりもするかも知れませんね。

ノーコードでコード出力して稼ぐ方法3選

クラウドソーシングサイトで稼ぐ

ランサーズ、クラウドワークス、ココナラなどを利用して稼げます。ノーコードツールを使用した案件に挑戦することはもちろん、コード納品を希望している案件にも挑戦できるので収入を上げやすいです。

正直2025年からでもコミットするのは遅くないです。僕はWebflowを使える第一号としてクラウドソーシングで案件をいただいている時期もありました。

ノーコードツールを使用する企業に就職する

ノーコードツールを専門に事業している会社は近年増えてきています。少し前までは「ノーコード」というと笑われていましたが、2025年は圧倒的にノーコードが勝利しています。

大手企業でさえ、セキュリティー面を考慮し、ノーコードを使用し始めています。当社もWebデザイナーをはじめWebflowコーダーを常に募集しております。業務委託の単発依頼からお願いしているのでご希望の方はお問い合わせください。

ノーコードで営業する

ノーコードをフル活用して営業かけていくのも一つの稼ぐ道です。僕も最初のころは飛び込み営業をやってみたり、チラシ配ってみたりさまざまな経験をしました。

現在は営業代行をしたい方を集める方になりました。リベニューシェアのような業務契約をしたりなどで今後もっと事業拡大を考えています。

「ノーコードを使ってます」の世間の反応

今回はコード出力ができるWeb開発ツールを紹介しました。ノーコードができるというだけで稼ぐことができ、コード出力ができることでその幅は広がります。しかし世の中はまだ批判的な意見が多いです。以下は僕が実際に日本一周しながらWebデザイナーに遭遇したときの反応です。

微妙な反応が多いからこそ、まだまだWebflowで稼げると実感しています。機能、安定感を見るとWebflowでのWeb制作が一番です。本気でそう思うからこそ僕はWebflowで事業を始め、毎日使っていろんなサイトを作成しています。気になったらまずは無料で使用感など確かめていてはいかがでしょうか

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