Webflowの料金っていくらなんだろう?とりあえず最初に入っておけばいいプランはどれ?入った後は何すればいいの?
今回はこんな疑問にお答えします。2023年Webflowは値上げしました。また新プランを発表し、Webflowの料金形態はより複雑になりました。今回はWebflow専門でWeb制作をしている僕がWebflowの料金形態についての解説と「まずはどれに入ってるべき?」という声にお答えしていきます。
Webflowの料金プラン【2パターンあります】
Webflowには料金プランが大きく分けて2つあります。
- ワークスペースプラン
▶アカウントごとに購入するプラン
コード出力が可能
- サイトプラン
▶サイトごとに購入するプラン
独自ドメイン、カスタムコードなど使用可能
結論から言うとWebflowはサイトプランのみで充分だと考えています。理由やプラン内容をもっと詳しく知りたい方はこのまま続けて読んでいきましょう。
→Webflow公式HPはこちら
Webflowの料金プラン丨ワークスペースプラン(フリーランス、代理店)

ワークスペースプランは社内向け、代理店向け、フリーランス向けと展開しています。仮にワークスペースプランに加入するならフリーランス向けのプランで充分です。
ワークスペースでは基本的に機能共有やデザイン共有などアカウントを複数使う際に使用します。またコード出力や独自ドメイン接続してないプロジェクトを10個まで保有したい場合にも必要です。
これらは無料アカウントを大量に作ったり、コード出力したい月だけプラン購入すればいいので、まずは必要ないというのが僕の意見です。
✓ワークスペースプラン購入のメリット
購入することで開放される主要機能は以下の通りです。
- 作成可能なサイトの数が増える【10サイト、無制限】
- 作成可能なページ数が増える【全プロジェクトで100ページまで作成可能】
- HTML、CSS、JSなどのコード出力ができる
- ワークスペースを作成し、招待できる
ワークスペースプランに加入することでWebサイトプランに入っていないプロジェクトでも100ページまで作成可能になります。テンプレート作成や色々とWebflowで試してみたい機能がある場合には購入がおすすめです。
✓ワークスペースプランが必要な時とは?
ワークスペースプランはWebflowで仕事したい方におすすめのプランです。理由は以下の通りです。
- Webflowのテンプレートを作成できる
- コード出力で仕事の納品ができる
- Webflowテンプレートを試して使える
これからWebflowで稼ぎたいと考えている方は必要になるかもしれないので一度加入してみましょう。
→Webflow公式HPはこちら
ちなみに僕は今後、ワークスペースプランを無料版にダウングレードする予定です。理由は以下の通りです。
・機能をシェアする相手がいない
・アカウントを複数作って無料プランでテンプレート管理ができる
✓2人で同じWebflowのワークスペースを使用する方法
2名で同じWebflowワークスペースを使用するためには追加費用が必要です。上記写真の「シート」は同料金で使用できる人数ではなく、追加でお金を払えば同じワークスペースに人を追加できるという意味です。わかりにくいので以下に例を作成しました。
- フリーランスプラン契約&シート0
計16$:ワークスペース使用可能1人 - フリーランスプラン契約&シート追加1
計32$:使用可能2人(オーナー+招待者) - フリーランスプラン契約&シート追加2
計48$:使用可能3人(オーナー+招待者2人)
このように複数人でサイト運営する場合にはシートを増やしてワークスペースを作成できます。
プランのアップグレードは現プランからの日割りした不足分のみの支払いで変更できるため、まずは一番安いフリーランスプランに入り、後々企業向け、代理店向けなどアップグレードしていくのがおすすめです。→Webflow公式HPはこちら
WebflowはGoogleアカウントを共有するとシェアが可能。外部への委託など行う際や大規模サイトを複数人で同時進行していく場合に必要になるプランだと考えています。
Webflowの料金プラン丨サイトプラン

サイトプランは作成したWebサイトごとに加入するプランです。サイトプランを購入すればサイト公開に必要な機能は全て開放されると言ってもいいでしょう。
新しいプランになる前はワークスペースプラン(旧アカウントプラン)との併用が必要でしたがアップデート後はサイトプランのみで良くなりました。もう少し詳しく見ていきましょう。※今回は通常プランのみ紹介していきます。
- Basic:$14/月
- CMS:$23/月
- Business:$39/月
料金はこのようになっています。ちなみに購入の際はドル払いです。
✓サイトプラン購入のメリット
サイトプランでは全プランに共通して以下の項目が含まれています。
- サーバーのレンタル
- 独自ドメインの設定
- 作成ページの上限解放
- SSL化
- 301リダイレクトの設定
- made in Webflowバッチの削除
- Sitemapの作成・追加
- カスタムコードの使用
などほぼ全機能(コード出力は対象外)
またWebflowではサーバーの作業は必要ありません。ドメインを接続するだけでサイトを公開できます。
>>Webflowに独自ドメインを接続する方法
一般的なサーバーのレンタル料金はエックスサーバーを参考に考えると月800円〜1000円ほど。Webflowを使えば手間を削減できて月1400〜2300円ほどです。
Webflowならアップデート対応など必要ありません。定期メンテナンスの必要がなく、自社に常駐のプラグラマーが不要になるのがWebflowの役割だと考えています。
>>プログラマー不要のWebflowサイト作成はこちら
✓サイトプランはまずはどれを購入すればいい?
基本的にCMSプランかBASICプランから運用を開始していきましょう。アクセスが少ないうちは一番安いプランで何も問題ありません。ちなみに間違ってEC機能を開放するとBASICプランが選択できなくなります。その際はデザインをコピペして新しいプロジェクトへ移行しましょう。Webflow CMSがわからない方は以下の記事で解説しています。
>>【無料】Webflow CMSを完全理解ガイド2023
Webflowサブドメインでのサイト運用は後にリダイレクトできないので絶対に辞めましょう。僕は最初それでかなり痛い思いをしました。JSリダイレクトは可能です。
サイトプランの意外な隠れ機能
これは本当に驚きました。それは保持できるプロジェクトが1つ増えるという機能です。サイトプランを購入すると保持できるプロジェクトが1つ増える理由は以下の通りです。
- ワークスペースプランはドメインをつなげていないプロジェクトの保有数を上げるためにある。つまり、「無料で2個のプロジェクトを保有可能」→「サイトプラン1つ契約する」→「合計3つ保有できる」というわけです。
ページ上部で「ワークスペースが不要」と述べているのはこの仕様があるからとも言えます。>>無料でWebflowを使ってみる
まだ実際にワークスペースをダウングレードできていないのでダウングレードしてどんな影響があるかはその都度追記していこうと思います。最新情報はTwitterで発信しています。
Webflowを安く使うテクニック【経験談】

Webflowを使ってきて「これはいらないな」「もっとこうしておけば安くすんだ」という内容を紹介していきます。ちなみにWebflowのクーポンは僕は使用できなかったのでなんとも言えません。ここではテクニック面を紹介します。
テクニック1:サイトプランのみ購入
ページ上部でも説明していますが、サイトプランのみで運用管理がおすすめです。ワークスペースプランはコード出力時以外にいらないです。テンプレートをいろいろ触りたい時はGoogleアカウントを複数作って別アカで保存しています。
CMSプラン:$23/月のみ
テクニック2:HTMLコードを出力して、Webflow以外で運営する
Webflowサイトが完成したらHTMLをコード出力してアカウントプランを解約、他の媒体でサイトを管理する方法です。ある程度プログラミングの知識がある方におすすめしています。CMSで管理する場合にはWordPressに移行するのがおすすめです。
・エックスサーバーの最安プラン:約700円/月
・コード出力時のみワークスペースプラン購入:1600円ほど
結局これでは手間がかかるので安さを求めるなら違うノーコードがおすすめです。>>HTMLを出力できるノーコードをまとめました。
日本製のノーコードSTUDIOは機能面や将来性ではWebflowに劣りますが安いです。小規模サイトはSTUDIO、大規模サイトにするならWebflowという解釈でいいと思います。
テクニック3:Webflowアカウントを共有してワークスペースなしで複数人管理
WebflowのID、パスワードを共有してアカウントをシェアすることができます。この方法だと同時に操作することはできません。同時にログインすると、どちらか一方が強制ログアウトされます。またこの方法はグレーだと思いますので自己責任で行いましょう。共同作業、同時作業をするにはワークスペースプランの購入が必要です。
Webflowの料金プラン購入後にやるべきこと

Webflow料金プラン:ワークスペースプラン購入後
ワークスペースプランを購入したら制作できるWebサイトの数が一気に増えます。無料テンプレートを積極的に触って操作に慣れましょう。また独自テンプレートの作成や追加機能を学んで行くことでWebflowを最大活用できるようになります。
Webflow料金プラン:サイトプラン購入後
まずは独自ドメインを設定しましょう。その後サイトマップ、RSS、などSEO対策を行いGoogleにサイトを登録しましょう。あとは順位計測を行いサイトを更新して行くことになります。
>>独自ドメインの設定方法はこちら
Webflowで購入するなら最初はコレ!【結論:サイトプラン】

Webflowで一番最初に有料プランを買うならサイトプランから試してみましょう。Webflowでは旧プランの名残でワークスペースをおすすめしてきますが、上記で述べたとおり、サイトプランでサイト作成に必要な機能はほぼ全て開放されます。「まずはサイトプラン!」これ覚えていれば損はしないはずです。
>>Webflowの公式HPはこちら
当社ではWebflowサイトの作成を受け付けています。最初にWebflowで型だけ作ってあとは自社管理という方が多くいるため、月額0円でサイト作成しています。ご興味のある方は是非当社お問い合わせよりご相談ください。
>>プログラマー不要のサイトを依頼する
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WEBFLOW専門家として事業を行っている栗田自身が実際に使用し、便利だと感じたWebflowの使い方、事業計画、経験と過程について発信しています。不要なら1秒ですぐ解読できます。次は売上1000万を目指します。